音響学会2024秋季研究発表会にて発表(阿部研学生・共著)
2024年9月4日から6日にかけて開催された 日本音響学会 2024秋季研究発表会において, 阿部研究室修士学生による研究発表が行われました.
岡村優頼, 原直, 阿部匡伸, ``少量な不明瞭音声を用いた適応による舌亜全摘出者の話者性を持つテキスト音声合成の検討,’' 日本音響学会講演論文集, 1-Q-47, pp.1189–1192, Sept. 2024. — ポスター発表[2024.9.4], 日本音響学会 2024年秋季研究発表会, 2024.9.4--6
概要
本報告では,舌亜全摘出者のデータが少ない条件でも明瞭かつ話者類似性の高い音声を合成することを目的として,自己教師あり学習モデルを話者埋め込みに用いたテキスト音声合成方式を用いる.この方式は学習済みの自己教師あり学習モデルを通して得られる音声特徴表現から話者埋め込み表現を作成することにより,少量の舌亜全摘出者音声データから目標話者の音声を合成することを目指す.また本報告では話者適応時に目標話者となる不明瞭な舌亜全摘出者の音声データと明瞭な健常者音声データを混ぜて学習することで,目標話者の話者性を持ちながら音韻明瞭度の高い音声を合成することを目指す.
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